店舗では、最終デコレーションが大切です。内装の壁、天井などの作りよりも、まず、家具や什器の配置に気を使いましょう。大は小を兼ねません。家具が多すぎるのはNGでしょう。幅や奥行きだけでなく、高さにも気を使いましょう。高さがバラバラだとまとまりのない印象になり、すっきり感が出せません。デコレーションやディスプレイでは、装飾されたアイテムのまとまりにまず目が行くものです。内装の壁、天井などの作りよりも、装飾が第一印象を左右する重要なファクターですが、ここにもコツがあります。よりも好きなものをごちゃごちゃ並べるだけでは、まるで自分の部屋のようになってしまいます。スペースの広さに対する調度品のサイズ感や空間との分量のバランス、カラーコーディネートなどを考えながら演出をしていきます。3角形に配置することで、遠近感や立体感を表現できますし、ファッションスタイリングと同じで、素材や色のバランスも大切です。センスに自信がある方は腕の見せ所ですね。特に照明については、細かく計算をするべきでしょう。メイン証明とサブ照明をうまく使うことが大切です。光をどの角度から当てるのか、光源の広がり方は拡散させて全体を明るくするのか、部分的に用いて陰影を出すのかは、予算にあまり影響を与えずに創意工夫で表現できる有効な手段です。植物を配置するインテリアは、心を和ませてくれます。ぽっかりと空間が空きすぎて殺風景なスペースに、ひとつ観葉植物を置くだけで印象がかなり変わります。ただ、どんな観葉植物を置くのかによっても表現する世界観は全く違ってきます。ドライ系なのかウェット系なのかもありますし、光の入り方によって、水やりの分量次第では、ややもすると2~3か月で枯らすことになってしまいます。エアコンの風が直撃するような場所では葉っぱがちりじりになって、無残な様相を呈することになります。室内に置かないような素材やアイテムを用いるのも面白いです。川で拾った石を配置してみたり、床に砂を敷き詰めてみたり、バーなら落花生の殻を敷き詰めてみたり、ちょっとした発想次第で予算をかけなくても面白い空間が作れます。五感に訴える演出をしていきましょう。 |