信用は積み重ねて作り上げるものです。突然ですが、あなたは、道端にいる靴磨きの少年から「この株買ったら儲かるよ!」と言われたらすぐに信用しますか?金のアクセサリーをじゃらじゃら身に着けたやくざのような人に言われたら信用しますか?コンビニでレジを打っているバイトのお兄さんに言われたら信用しますか?有名な大富豪の投資家から、同じことを言われたらどうしますか?・・・ちなみに私はどれも信用しません。初めて会った人の話を真に受けることはしません。信用は積み重ねて作り上げるものです。まずは人間関係を構築しなければなりません。その人とのやり取りの中で、どういう行動をする人なのかをまず見極めることから始めます。とても時間がかかるものですが仕方がありません。
経済の仕組みもそうです。信用創造と言って、銀行が預金通貨を創設する仕組みがあります。お金は、ただの紙切れですが、多くの人がそれに価値があると思っているから紙切れが信用されているだけのことです。その国が破綻するかもしれないという状況になれば、その国の通貨の価値は暴落します。世の中はこうして信用によって成り立っているわけです。多くの人がその会社に価値があると思えば、株価は上がりますし、価値がないと思えば、株は下がります。人の価値も同じです。他人から信用されることができれば、その人の価値は上がりますし、他人から信用されなくなれば、その人の価値は下がります。信用されなければ、最後は誰からも相手にされなくなり、一人ぼっちで寂しく暮らすしかなくなります。ぜひ他人から信用される魅力的な人になりたいものです。
では、信用される人というのはどういう人でしょうか?私たちはどんな人を信用すればいいのでしょうか?また、どうすれば、自分自身が他人から信用される人になれるのでしょうか?
信用される人の特徴は、嘘をつかない。約束は必ず守る。できないことは最初から約束しない。その場にいない他人の悪口は言わない。相手によって言うことを変えない。納得できないことは本人に対してはっきり言う。YES/NOははっきり言う。わからないことはわからないという。自分の主張をコロコロ変えない。ごまかさない。時間は厳守する。忘れてはいけないことはメモをとって記録する。自分のことはオープンにして隠さない。頼まれたことが終わったらちゃんと報告する。うまくいかないことは相談する。相手にマウントをとらない。他人に対して偉そうな態度をとらない。自分の失敗を隠さない。相手の立場や気持ちを考える。細かく連絡をする。メールやラインはすぐに返信する。常にオープンマインドで誰とでもフランクに接する。言動を一致させる。・・・
オオカミ少年の話はご存じだと思います。羊飼いの少年が「たいへんだ! オオカミだ!オオカミが来た!」と嘘をついて村人をいつも騙していたら、本当にオオカミが来た時には誰からも信用してもらえなくなって、結局その男の子はオオカミに食べられてしまったという話ですね。この話は、嘘つきはたとえ本当のことを言っても、誰も信じてくれないことを教えています。
他にも信用されない人の特徴を見ていきましょう。嘘をつく。約束を守らない。人が嫌がることをする。陰で人の悪口を言う。時間を守らない。自分が悪くても謝らない。言い訳をして自分を正当化する。屁理屈を言う。ありがとうと言わない。メモをとって忘れないように努力しない。人によって態度をコロコロ変える。自分の自慢話ばかりする。知ったかぶりをする。人の話を聞かない。他人の迷惑を考えない。言っていることとやっていることがバラバラで正誤性がとれていない。・・・
人は、信用を積み重ねながら社会の中で生きるものです。年齢や性別は関係ありません。周りから信用されている人もいますし、信用されていない人もいます。どっちを選ぶかは自分次第です。ただ、信用を積み重ねていくことが出来なければ、歳を重ねるごとに一人ぼっちになっていきます。寂しい人生を過ごすことになります。ですから、人間は日々頑張って信用を積み重ねながら生きるものです。それが人間として生きて、自分がハッピーになって周りの人もハッピーにするということです。でも、たった一度の失敗で、一瞬にして信用は失われてしまうものです。このあたりが世の中の厳しさです。厳しくても、それを覚悟してやっていくものです。 |