どんな商材を取り扱うにしても、対象となるマーケットを絞り込んで、どんなお客様にどんなハッピーを提供するのかを明確にすることは必須です。自分が取り扱いたい商材を取り扱うというだけではイマイチです。商材を選定することの先にある相手の思いを想定していきましょう。需要と供給のバランスを肌で感じているのなら、明らかに需要に対して供給が不足している分野でスタートアップすると、立ち上がりが早くなります。相談件数の多いマッサージサロンは、確かに仕入れコストもかからず、高収益型の良いビジネスですが、癒しのリラクゼーション空間として見せるのか、体調不良のお客様に対して体調の改善を目的としていくのかによっても、店舗の作り方は全く違ってきます。当然ながら、マーケットが違うことで、込み合う営業時間帯も違ってきますし、客単価の設定も変わってきます。予想客数がわかれば、ベッドの数や必要なスペースの広さも変わってきます。もっと言うなら、SNSの投稿の仕方やホームページの作り方まですべてが変わってくるというわけです。 |