商品構成を考えることは利益率をあげるために最も重要なプロレベルの視点が必要になってくる肝の部分でしょう。仕入れがないならロスがありませんから特に気にする必要はありませんが、売れない商品を仕入れしてしまうと倉庫代などの保管コストがかかったり、在庫を廃棄したりする必要が生じたりします。逆に売れている商品にも関わらず在庫が足りなくなることで販売機会を損失する場合もあります。ビジネスの目的はあくまでも、売上ではなく利益です。飲食店などの場合にも、使いまわしのきく材料で幅広いメニューを作るなどの工夫は、すべて利益率につながってきます。商品構成はどんな業種においても重要な課題です。大きく分類するなら、売上の取れる商材に絞り込んで専門店として展開するのか、範囲を決めて総合デパートのように何でも扱うのかによってもやり方は違ってきます。ですが、最近の傾向では総合デパートが減益であるという実態が顕著になっています。SNSのプロモーションにおいては、ピンポイントで商材をPRすることが強みになってきます。まだ供給が足りておらず、確実な需要がある分野で専門的に強みを押し出しながらスタートアップするのが最近の傾向です。 |