これは部分的に、本物のモンゴルのゲルを利用した写真ですが、こういった細工までを工務店にやってもらうと途方もない金額になります。照明の当て方を工夫して陰影を出すことで、得も言われぬ趣がでてきます。「ありもの」をうまく利用してしまうことで、コストダウンを図ったうえに、他にない独創的な感覚の店舗を作ることができます。タイに出張して大きな仏像を設置したり、本物の現地の屋台を店内に並べてみたり、他の人が感がないようなアイデアがあれば、リアル店舗では効果を発揮して確実に立ち上がりが早くなります。テーマが明確なら、それひとつで存在感のある大きな調度品を設置すれば、それだけである程度はイメージが出来上がってしまうので便利です。要は、発想とセンス次第ということになりますが、目を引くインテリアは、インスタ映えしますし、口コミ効果を考えてもこれだけで十分に集客効果があります。こういったアイデア勝負の内装は、まず工務店は提案してくることはありません。これをやられてしまうと、工務店は収益が上がらなくなるからです。どうしたら、なるべく費用をかけずに素敵なオンリーワンが作れるかが、セルフデコレーションの腕の見せ所です。 |