日頃、バカなアイデアで他人からホメられることなんてそうそうないものです。ですから、多くの人が当然のように「普通の賢い人」を目指します。これは一見正しそうに思えますが、「正しすぎる思考法」は、「誰もが思いつく平凡な考え」になります。「誰もがマネしやすい普通の考え」になります。非の打ち所のない合理的な考え方は、多くの人の賛同も得やすく、根拠となるデータも集めやすいものです。その分、「これが正しい!これが素晴らしいアイデアだ」という錯覚に陥りやすいものです。ただ、同じような考え方をしている人が他にもいる可能性が高くなります。ライバルが多くいる可能性が高くなります。似たようなアイデアの商品やサービスが、遅かれ早かれ生まれることになり、その先には、価格競争が待っています。短期的にはいいかもしれませんが、それが長期的に続くものになるかはわかりません。
情報があふれる今の時代、唯一無二のアイデアなんてあまりありません。「マネできない」という状況は、そうそう生み出せないものです。私たちができることは、他の人が「マネしたくない」アイデアを生み出すこと。アイデアに、あえて「バカな要素」を盛り込んで、ライバルに「マネしたくない」と思われるような奇抜なアイデアで勝負するほうが得策なのかもしれません。
起業で失敗しないために「世間に需要があるか?」ということは絶対に確認する必要があります。自分の思い込みだけで「これは売れる!」「このビジネスは稼げる」と判断するのは絶対にNGですので、実際に稼げそうかどうか?は、客観的に調査をしてから最終判断をしましょう。「需要」があって「お客様を満足させることができる」ことが確認できたら、「他にライバルがいても選ばれるか?」どうかにつても考えてみましょう。これからのビジネスでは「勝つ」「負ける」ではなくて、あなたらしい唯一無二の付加価値を提供できるかどうかがポイントになります。付加価値とは「他とは違う魅力」のことです。あまりにぶっ飛びすぎると需要が激減しますから、ちょっとした違いでいいです。ありそうでない唯一無二のサービスが提供できれば、確実に差別化ができるということです。
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