「誰にでも大きなチャンスは人生で3回訪れる」と言われます。大切にしてきた何かが壊れたり、つらい不幸な出来事が起こったりした時は、だいたいチャンスのタイミングです。「破壊」→「創造」のサイクルで人生のステージは上がります。新しいステージに移行するためには、破壊や手放しが必要なのです。お気に入りのものが壊れたり、体調を崩したり、大切な人との関係が終ったり、大きく飛躍する前に試練のような出来事が起こることがよくあります。
成功者は、「あの辛い出来事があったから今がある」と言います。多くの人はチャンスに気付くことができないことが多いようです。目の前にチャンスが来てても、自分の視野が狭かったり、日々の生活に追われてれて冷静に考えることをしなければ、チャンスに気づくことはできません。チャンスは予告なく急に訪れます。そして、チャンスが到来したタイミングで行動を起こすことが、チャンスをつかむ鍵になります。フットワークを軽くして、常に動けるようにしておくことが大切です。また、過去の失敗に囚われていると、新しいチャンスに対しても消極的になりがちです。常に冷静な自分でいることが必要です。
「人間万事塞翁が馬」とは、誰しも一度は耳にしたことがあることわざではないでしょうか。国境のほとりにとある老子が住んでいました。老子が飼っていた馬が、ある日敵の国に逃げ出してしまいました。周囲の人々は老子を気の毒に思い慰めましたが、老子は「これが不幸とは限らない」と言いました。月日が流れて、ある日突然、その逃げ出した馬が名馬を連れて帰ってきたのでした。周囲の人々がそれを祝福すると、老子は「これが幸せとは限らない」と言いました。しばらくして、ある日、老子の息子が名馬から落馬してしまい、足が不自由になってしまいました。これにも対しても周囲の人々が老子を慰めましたが、老子は「これが不幸とは限らない」とほほえみました。その一年後、敵国が突然攻めてきて、村の若い男性が徴兵されて戦場に行き、多くの方が亡くなってしまいました。でも、老子の息子は足が不自由であったため徴兵を免れることができたのです。この話から、いい時も悪い時も一喜一憂せずに物事を考えることが必要であることを学ぶことができます。「チャンスの後にピンチあり、ピンチの後にチャンスあり」ということです。 |